お盆の時期です。帰省先でお墓参りをするなどで線香やろうそくを扱う機会もあるのではないでしょうか。消費者庁には、お墓や仏壇に供える線香等の熱い部分を触ってこどもがやけどをする事故情報が医療機関から寄せられています(※1)。
お盆の時期には、こどもを連れて帰省する人もいるかと思います。普段見慣れていないお墓や仏壇の線香やろうそくなどに興味を持つこどももいるでしょう。帰省先では、こどもにとっては普段生活している場所とは違う環境であることにも留意した上で、以下のポイントに注意し、安全にお盆休みを過ごしましょう。
●お墓や仏壇に供える線香やろうそくは、なるべくこどもの手が届かない位置に置く。
●お墓や仏壇にお参りをする際には、こどもが線香に触ったりお供え物などを倒したりしてけがをしないよう、こどもを一人にしない。
●こどもが火のついた線香やろうそくなどのある部屋に一人で入らないよう、帰省先の家族や親族にも見守ってもらうよう伝える。
また、夏場に使うことが多い蚊取り線香をこどもが触ってやけどをする事故情報も寄せられているため、同様に注意しましょう。
万が一、こどもがやけどしてしまった際には応急手当を行い、やけどの程度に応じて病院を受診しましょう(※2)。
※1:消費者庁は(独)国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(令和6年8月現在で32機関が参画)から事故情報の提供を受けています(医療機関ネットワーク事業)。
消費者庁資料では、上記内容のほか 線香や蚊取り線香をこどもが触ってやけどをする事故情報も掲載されています。
消費者庁資料:Vol.651 線香等でのやけどに注意!
千葉県