棺内のドライアイスによる二酸化炭素中毒に注意

ドライアイスは、食品の保冷輸送など様々な場面で利用されている消費者に身近な冷却剤です。氷よりも温度が低く、液体にならず食品等が濡れることがないため便利ではあるものの、取扱いによっては事故につながるおそれがあります。
消費者庁には、葬儀の際、ご遺体の保冷目的で棺(ひつぎ)内に置かれていたドライアイスによる二酸化炭素中毒が疑われる死亡事故の情報が寄せられていることから、今般、葬儀で棺に接する際に注意してほしいポイントをご紹介します。 
葬儀の際、ご遺体を安置する環境においては、以下に注意しましょう。

●棺の中に顔を入れないこと

 

●室内の換気を十分に行うこと

●線香番などで一人にならないこと

●気分が悪くなったらすぐに棺から離れ、異常があれば直ちに119番通報

●不明なことがあれば葬儀業者に確認を

消費者庁資料:棺内のドライアイスによる二酸化炭素中毒に注意

千葉県