行楽シーズン到来!安全にレジャーを楽しみましょう


気候も良く、屋内外問わず身体を動かして遊ぶなど、日常とは異なる体験をする機会もあると思いますが、安全に無理せずレジャーを楽しみましょう。
この時期に特に注意してほしい、遊戯施設の利用、水辺やキャンプなど野外でのレジャーについて、事故防止のためにポイントをご紹介します。

 

 

1.遊戯施設

 出掛ける前の下調べと、遊ぶ際の確認を。ルールを守って無理せず遊びましょう

 

○ 遊戯施設のウェブサイト等で安全対策が十分に取られているか、事前に調べておきましょう。利用する施設によっては、服装等にルールがあることもあります。
○ 施設スタッフによる利用者の見守りや施設の点検・整備が行われているなど、安全管理体制が整っている施設を選ぶことも大切です。
○ 利用する際は施設の対象年齢や、人数制限、注意事項などをよく確認し、危険性を理解した上で、施設のルールを守って遊びましょう。特に幼い子どもの場合は、場面に応じて保護者が付き添いましょう。
○ 混雑している場合は、接触・転落事故等の防止のため、無理な利用は控えましょう。
○ 遊ぶ人だけでなく、観覧や順番待ちの人も、決められたエリアを守りましょう。
○ 不具合や破損など危険な箇所を見付けたら、利用を控え、管理者に連絡しましょう。
万が一けがをしてしまった場合は、施設の管理者に事故の発生を知らせ、病院を受診するようにしてください。

 

 

2.水辺

 刻々と変化する自然が相手。起こるかもしれない危険を知り、大人も子どももライフジャケットなどの備えを十分に

 

立入禁止区域など危険な場所には絶対に近づかず、安全に管理された場所で遊びましょう。
水に入る時は子どもから目を離さずに手の届く範囲で見守りましょう。少しの間だからと子どもだけで遊ばせないでください。溺水は早急な対応が求められますが、声や音を出さずに沈むこともあると言われており、近くにいたとしても気付くことができない可能性もあります。
○ 靴やライフジャケットなど場所や用途に合った用具を準備し、適切に使用できるよう着用の練習などもしておきましょう。
○ 川の流れは一見穏やかに見えても、地形などの影響で流れが一定ではないこともあります。事故の多くは穏やかそうな流れで起きています。また、風雨、落雷等の天候不良時や上流で雨が降っているときなど、河川等が増水するおそれが高いときには、川に近づかないようにしましょう。
○ 海の状況も、日ごと、時間ごとに変化します。風の向きや波の高さ、満潮か干潮かをしっかり確かめておきましょう。河口付近、堤防沿い等の人工物付近、岩場など離岸流※が発生しやすい場所には入水しないでください。

※離岸流(リップカレント)とは、沖に向かって発生する強い流れのこと。

 

3.キャンプ等

 慣れない環境で、日常的に使わない道具を使用することを念頭に、事前の準備と安全対策を念入りに。また、火の取扱いに十分注意しましょう

 

○ 安全管理・整備されているキャンプ場や施設を選び、テントの設営場所、火の取扱いや道具の使い方等を事前に確認しておきましょう。
キャンプ場では危険区域に限らず周囲の状況を確認し、安全を確保した上で、ルールを守って過ごしましょう。
○ テントの中などの換気が不十分な場所で、たき火やこんろ、ランタンなどを燃焼させると、一酸化炭素中毒に至るおそれがあります。必ず屋外の風通しのよい場所で使用してください。
○ バーベキューでは、炭や着火剤、ガスバーナーなどの火の取扱いには十分に注意しましょう。終わった後も鉄板等が熱くなっているため、子どもなどが誤って触れないように注意しましょう。万が一、やけどをしたら、すぐに水で冷やし、医療機関を受診しましょう。
○ 特に強風、大雨、雷など、天候の急変の兆しがあれば、無理に活動を続けないようにしてください。

 

【消費者庁資料では、事故の主な事例も紹介しています】
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