家庭内での身近なこどもの危険として、ドアの開閉時に指を挟む事故があります。誰でもヒヤリとした経験をお持ちだと思いますが、場合によっては指の骨折や切断などの重傷に至ることもあり、日頃の注意が必要です。
この春から新生活を迎え、住環境が変化した方も多いと思います。この機会に改めて室内のドアの安全な利用について考えてみませんか。
以下のポイントを参考に、ドアの指挟み事故を防ぎましょう。
●ドアの開閉時には、こどもが近くにいないか確認しましょう。
気付かないうちにこどもが後ろからついてきたり、ドアのすき間に手をかけたりしている場合があります。
●こどもをドアの近くで遊ばせないようにしましょう。
遊びに夢中になって、けがをしてしまう危険があります。また、ドアの隙間などに触れていると、挟まれてけがをする危険があることを教えておきましょう。
●指挟み防止対策をしましょう。
ドアの蝶番部分に隙間防止カバーを付けるなど、必要に応じて指挟み防止グッズを活用しましょう。
開いているドアは風等により急に勢いよく閉まることがあるため、ドアストッパーなどの使用も有効です。
消費者庁資料では、室内でこどもの指がドアに挟まれる事故情報も掲載されています。
消費者庁資料:Vol.647 室内のドアの指挟み事故に注意! |
千葉県