<長引くコロナ禍で運動不足になっていませんか?>
高齢者にとって、転倒・転落は骨折や頭部外傷等の大けがにつながりやすく、それが原因で介護が必要な状態になることもあります。
高齢者の介護が必要となった主な原因は、「骨折・転倒」が4番目の多さです※1。また、高齢者の転倒・転落・墜落による死亡者数は交通事故による死亡者数の約4倍です※2。
生活環境をチェックして、転倒の原因を減らすことが大切です。
※1:令和元年国民生活基礎調査(厚生労働省)より。65歳以上では、認知症、脳血管疾患(脳卒中)、高齢による衰弱と続き、「骨折・転倒」が13.0%を占めています。
※2:令和2年人口動態調査(厚生労働省)によると、高齢者の交通事故による死亡者数が2,199人に対して、転倒・転落・墜落による死亡者数は8,851人でした。
<主な転倒の原因>
- 加齢による身体機能と認知機能の低下
- 病気や薬の影響
- 運動不足による身体機能の低下
<ポイントは「ぬかづけ」 >
ぬ 濡れているところは 滑って転びやすい
か 階段・段差はつまずいて転びやすい
づけ 片付けていないところはつまずいて転びやすい
<外出時はこんなところにご注意を!>
- 雨の日は、道路や建物内の床が濡れて滑りやすいため、特に注意が必要です
- スーパーなどでの買物中は、商品に気をとられすぎないよう足元や周囲、注意表示にも気を付けましょう
- 靴紐の締め方や長さは適切ですか?靴底はすり減っていませんか?不具合があれば修理するか新調しましょう
消費者庁チラシ:「10月10日は転倒予防の日です」
千葉県