今年も早めの熱中症対策が必要です。普段から徐々に暑さに身体を慣れさせる(暑熱順化)、エアコンの適切な利用、こまめな水分補給など、熱中症予防行動を積極的にとりましょう。
<子どもの熱中症予防のポイント>
- 気温と湿度をこまめにチェック。暑さ指数や熱中症警戒アラートも参考に
- 屋内で熱中症になることもあるため、エアコンや扇風機を適切に使う
- のどの渇きを感じなくても、こまめに水分補給する
- 通気性の良い服装で、帽子など日よけ対策も
- 無理をせず、適度に休憩する
- 十分な睡眠と食事を取る
- 短時間であっても絶対に車内を子どもだけにしない。降ろし忘れにも注意
子どもは体温調節機能が十分に発達していないため、体に熱がこもり体温が上昇しやすくなります。また、身長が低い子どもは、地表面からの熱の影響を受けやすく、大人よりも高温の環境下にさらされています。子ども自身が体調の変化に気付かないことや、伝えられないこともあるため、周囲の大人が顔色や汗の量などに気を配る必要があります。
<熱中症になってしまった場合の応急処置>
- 呼びかけに答えない場合は、すぐに救急車を呼ぶ
- 涼しい場所へ移動し、衣服を緩め、安静に寝かせる
- 首の周り、脇の下、太ももの付け根など太い血管の部分を冷やす
- 水分や塩分を補給する
- 病院へ行く?救急車を呼ぶ?迷ったら #7119へ(※)
熱中症は急速に進行して重症化しますので、早めに異常に気づき、応急処置を行うことが大切です。
※総務省消防庁「救急安心センター事業(♯7119)をもっと詳しく!」
消費者庁資料:Vol.626 早めの熱中症予防! 症状が現れたら速やかな処置を!
千葉県