5.ネット使用中に突然表示される偽ウイルス警告画面に関する相談事例

パソコンにウイルス感染の警告画面が突然あらわれた

 

パソコンを使用中、突然「ウイルスを検出した」という画面が出て消えなくなった。ボタンを押したら、セキュリティソフトの購入画面になった。記載された電話番号に連絡したところ、片言の日本語で「ウイルスに感染している。このままでは危険」と言われた。その後、パソコンを遠隔操作され、画面に住所・氏名・クレジットカード番号・メールアドレスを入力し、カードで約6万円支払った。しかし、後日、新聞記事で同様の被害を見て騙されたことがわかった。

消費者センターからのアドバイス

警告画面が表示されても鵜呑みにせず、慌てて事業者へ連絡したり、セキュリティソフト等の契約をしないようにしましょう。

 

画面を閉じただけでは警告画面が消えない、音が鳴りやまない場合や、インストールされたソフトを削除する方法等については、(独)情報処理推進機構(IPA)の「情報セキュリティ安心相談窓口(外部サイト)」を参照してください。また、カード決済をしてしまった場合は、クレジットカード会社にも速やかに報告しておきましょう。コンビニで電子マネーを購入して支払わせる手口もあります。

 

解約の方法がわからない、解約ができない等、トラブルが生じた場合には、消費生活センターにご相談ください。