1.架空請求に関する相談事例

ハガキによる架空請求が届いた

 

「民事訴訟最終通知書」として、契約中または譲渡された債権について「訴訟になる」と書かれたハガキが届いた。今日届いたのに訴訟の取下げ期限は明後日までと書かれていた。自分には全く心当たりがないので放置してよいか?

「総合消費料金が未納のため訴えられているので、取下げ期日までに電話連絡がなければ裁判所に出廷が必要となり、欠席すると相手の主張がとおり財産を差し押さえられる」等と書かれている。どうしたらよいか?

消費者センターからのアドバイス

「個人情報保護のため」として圧着シールが貼られたハガキが送付される事例もありますが、裁判関係の重要な通知が普通郵便によるハガキ(封書)やメールで送付されることは絶対にありません。このような架空請求ハガキに関しては決して相手に連絡せず、支払いもせずに無視してください。

 

相手は大量のメールやハガキを無作為に送付し、不安になった人が連絡してくるのを待っています。利用した覚えがなければ無視しましょう。一度払ってしまうと返金は困難であるばかりか、次々と請求が来る恐れもあります。絶対に支払ってはいけません。